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本文
総高 134.0 / 塔身高 118.0
幅 40.0 厚み17.0 南北朝時代
凝灰岩製で、台石(基礎)上に扁平な板状塔婆を立てる。塔身の前面を空・風・火・水・地の五輪形に浮彫し、
正円状の水輪に種子(アクか)を彫り、背の高い地輪には「頼教定阿妙慶行祐遍口・・・・為地蔵講衆延文五庚子・・・・」の
7行70字の銘を刻む。形状珍貴で、保存もよい。「稚子の碑」といわれ、都より鶏足寺にきて住していた稚子と土地の娘との
悲恋物語をいまに伝えている。