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板絵著色 三十六歌仙図(いたえちゃくしょく さんじゅうろっかせんず)

印刷用ページを表示する掲載日:2016年10月6日更新

 

さんじゅうろっかせんずのしゃしん
 
寸法  縦 36.5cm  横 21.0cm
江戸時代

菅田町の稲荷神社に奉納されたもので、上辺中央に釘が打ち付けられています。拝殿に並べられて掲げられていたようです。

桐製の板の四隅を花弁形に切り取り、片面に金粉をちりばめ、下部に歌人の姿を彩色で描き、上部には歌合の左右及び歌仙の名前と歌を墨書しています。

三十六歌仙絵は鎌倉時代頃から盛んに作られるようになりましたが、足利市内に現存する最古のもので、本図は、江戸時代末期の小型ではありますが、三十六歌仙図として市内で唯一36枚全部残されており、

また、銘文から嘉永(かえい)7年(1854)に高隆古(こうりゅうこ)の養子、福田青靄(ふくだせいあい)によって作製されたことが確認できます。

本作品は青靄23歳の時のもので、各歌仙の姿は持物や姿態など従来のものを忠実に表現した上に、顔の表情やしぐさ、衣文の表現など生き生きとした躍動感があり、絵画としての価値があります。

福田青靄は郷土ゆかりの画家であり、年代のわかる基準作例としても貴重です。

※通常非公開となっております