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木造 地蔵菩薩坐像(光得寺)(もくぞう じぞうぼさつざぞう こうとくじ)

印刷用ページを表示する掲載日:2016年10月5日更新

 

じぞうぼさつざぞうのしゃしん

 

総高 94.8cm
鎌倉時代

本像はもともと樺崎寺に伝来した地蔵菩薩坐像で、意思的で引き締まった面貌や、量感豊かな体躯、側面から背面に着衣する襞が複雑に交叉する表現は写実的であり、13世紀も半ばころの慶派仏師の作風を伝える尊像です。

髪際を浅く彫り、白毫(びゃくごう)を表し、耳たぶは環状で、首元に三道を彫っています。

着衣は下層から内衣、覆肩衣(ふげんえ)、袈裟を着けています。

袈裟は左胸で環付きのひもで吊り、端を左腕に掛けています。

左手には宝珠を捧げ、右手は錫状を握り、左足を上に結跏趺坐しています。

意志的で引き締まった顔立ちや、量感豊かな体つき、側面から背面に着衣するひだが複雑に交差する表現は写実的であり、13世紀半ばころの慶派仏師の作風を伝える尊像です。

破損や後に補修された部分があり、後世の表面漆塗りの為詳細は分かりませんが、膝前以外の頭部や側面・背面はかなり当所の特長をよく残しています。

※通常非公開となっております