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本文
寸法 縦137.0cm 横 28.0cm明治時代
「我によく似たる今宵の月なれや 浅茅ヶ原にひとりすむらん」という歌が書かれています。
草雲(そううん)は浅草に居住していた頃、貧しい生活の中で妻を亡くしており、夜更けの月をみて当時の境遇を述懐した歌です。
浅草での生活の様子は「白石山房遺草」(はくせきさんぼういそう)に詳しいが、この書は草雲晩年の筆になるもので仮名も見事に書かれ、草雲の跡を巡る資料として貴重な作品です。
※通常非公開となっております。