ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

石橋供養塔

印刷用ページを表示する掲載日:2016年10月5日更新

 

いしばしくようとうのしゃしん

 

塔身  高さ  128.0cm
     幅     30.0cm
     厚み   22.0cm
 
飾石  高さ   28.0cm以上
           幅       30.0cm
           厚み   22.0cm

久保田(旧久野村(くのむら))と高松(旧筑波村)を結ぶ三叉路北側に南面し立っています。

基礎の上に立つやや扁平な方柱形状の塔身と飾石をのせたもので、塔身(とうしん)と基礎は花崗岩製、飾石は安山岩製です。

基礎はすでに土中に埋もれていますが幅、厚みとも塔身よりは大きいものです。

飾り石には三尊形式の像容が見られ、上部を欠くため中央部の主尊は不明ですが、両脇侍(わきじ)は立像に刻出されています。

塔身は正面上部に押型彫りで月輪(がちりん)を表し、中に「カーン」(不動明王)の種子を陽刻し、その下に「石橋供養塔」と太く陰刻しています。

残りの三面にはこの塔の四方にある集落の名が50名、願(がん)をかけた人の名が48名刻まれています。

基礎の背面(北)には、寛政(かんせい)10年(1798)の銘があります。

なお、道路脇には石橋の一部が現存しています。
 
石橋を供養する石塔として稀有なものであり、またこれを立てた地元村民の善意も知られ、さらに寛政年間当時における地名が銘記されるものとして、歴史的価値がきわめて高いものです。