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絹本著色 白衣観音図(田崎草雲筆)(けんぽんちゃくしょく びゃくえかんのんず たざきそううんひつ)

印刷用ページを表示する掲載日:2016年10月6日更新

 

びゃくいかんのんずのしゃしん
 
寸法      縦 175.0cm
        横   86.0cm
江戸末期~明治初頭頃

本図は、川島藤左衛門菩提のために三宝院に奉納したものです。

崖の岩棚に座り、右足は立て膝でその上に右腕を軽く載せ、左足左手は自然に下し自由でくつろいだ姿勢の白衣観音(びゃくえかんのん)です。

傍らには合掌をした善財童子(ぜんざいどうじ)や柳を挿した水瓶を描いています。

鎌倉 建長寺所蔵の「水月観音像(白衣観音像)」を書き写した完成度の高い草雲(そううん)の仏画です。

原図では判然としない左足の下の部分には波、左肩から頭上にかかる崖は太湖石(たいこせき)状の岩とその岩の空洞から覗く竹が、草雲によって補い書き加えられています。

草雲が本格的な仏画の技法にもすぐれていたことを証拠づける貴重な作品で、自ら合掌したくなるような衝動にかられるのは画品の高いことを示しています。

※通常非公開となっております