令和2(2020)年度足利市市民活動支援補助金事業が決定しました
令和2(2020)年度足利市市民活動支援補助金事業の募集を行なったところ、『育成支援資金』2事業、『推進支援資金』1事業、合計3事業の応募があり、6月29日に市民活動支援事業等選考委員会において審査選考した結果、3事業を採用しました。
また、追加募集を8月に行なったところ、『育成支援資金(若者支援コース)』2事業の応募があり、10月8日を評価期限に市民活動支援事業等選考委員会において審査選考した結果、1事業を採用しました。
以上のとおり、今年度は『育成支援資金』3事業(うち1事業は若者支援コース)、『推進支援資金』1事業、合計4事業を採用しました。
足利市市民活動支援補助金
◎ 育成支援資金(設立後3年以内の団体)…補助対象事業費の範囲で10万円を限度
※育成支援資金 若者支援コース(設立後3年以内の団体で、団体構成員の平均年齢が30歳以下等の要件を満たす団体)…補助対象事業費の範囲で5万円を限度
◎ 推進支援資金(設立後3年を超える団体)…補助対象事業費の2分の1以内で、50万円を限度
1 育成支援資金
※小見出しは、事業名(団体名)を記載
フードバンクあしかが(フードバンクあしかが)
事業概要
企業、個人からの寄付や他地域のフードバンクと連携し食糧の提供を受け、備蓄し、食糧支援を必要とする方へ無料で提供することで、フードロスをなくすとともに、学校や福祉団体、行政等と食糧支援の地域協力体制を構築する一助とするものです。
選考委員会 採用理由
新型コロナウィルス感染症による影響を受け収入が減少し経済的に困窮する家庭などで食糧支援を必要とする方へ、無料で食糧を提供する事業であり、必要性、公共性があり、その効果も大きいものと見込まれます。
困窮する人々の命を守ることにつながり、フードロスを減らすとともに、緊急時に対応可能な地域の協力体制の構築が期待できることから採用としました。
- 補助対象事業費 143,900円
- 補助額 100,000円
若者に響く足利市「新」プロモーション動画制作と発信~エンターテインメントでアップデート~(Contrast)
事業概要
ダンスや音楽、映像等のエンターテインメントの分野から足利市を紹介する動画を制作・発信することで、動画を視聴した若者が足利市の魅力を感じ、郷土への誇りや愛着を育み、若者が活躍するまちづくりの一助とするものです。
選考委員会 採用理由
若者の感性を活かした新しい足利市のプロモーション動画の制作・発信は、若者世代に合ったPRとなることが考えられます。
新たに制作する動画がSNS等を通じて広まり、足利市の魅力が多くの若者に伝わることが期待されることから採用としました。
- 補助対象事業費 120,000円
- 補助額 100,000円
聖地巡礼のススメ(足利聖地巡礼隊) ※若者支援コース
事業概要
映画やドラマ、アニメの舞台となった場所を「聖地」とし、足利市内の「聖地」を訪問する「聖地巡礼」と飲食店を紹介するリーフレットを作成することにより、地域活性化を図り、観光振興の一助とするものです。
選考委員会 採用理由
市内にある映画やドラマ、アニメの舞台となった場所「聖地」を新たな観光資源と捉え、「聖地」と飲食店を紹介するリーフレットの作成を行うことにより、地域の魅力を発信し、訪問者の増加につながると考えられます。
活動の中心となる高校生の感性を活かし、学校や地域の方々の理解・協力を得ながら活動することで、地域の活性化にもつながることを期待して採用としました。
- 補助対象事業費 50,000円
- 補助額 50,000円
2 推進支援資金
発達障がい児者への理解を深める事業(ボランティアグループ子育て応援ネット)
事業概要
小中学生や就学前後の子どもをもつ保護者等に対し、講座や情報誌を通じ、知的障害に関する知識を広げることや、コミュニケーションにおける具体的な伝え方を習得することを通して思いやりの気持ちを育むとともに、生きづらさや子育ての悩みの軽減を図り、地域福祉の増進の一助とするものです。
選考委員会 採用理由
発達障がい児者への理解を深めるため、小中学校での知的障害疑似体験講座、情報誌の作成・配布、支援者向け講座、就学前後育児講座を組み合わせた事業であり、公益性・公共性が高いと考えられます。
また、学校での疑似体験講座では、障がいを持つ方の生きづらさや焦る気持ち等を体験を通して知ることで子どもたちの心の育成にもつながることが期待できることから採用としました。
- 補助対象事業費 1,013,790円
- 補助額 500,000円