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足利市内小学校におけるプール水に含まれる放射性物質量測定の結果

印刷用ページを表示する掲載日:2011年6月15日更新

東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、学校における放射線量の状況を把握するため、市内小学校5校を抽出しプール水における放射性物質量の測定を行いました。

1 測定実施日

平成23年6月10日(金曜日)

2 測定方法

測定対象校のプールからプール水を1.5リットル以上を採取し、専門機関に分析を依頼しました。

測定器:ゲルマニウム半導体検出器(γ型スペクトロメーター)
測定方法:緊急時における食品の放射能測定マニュアルを準拠
測定時間:約2,000秒

3 測定対象校

足利市内小学校5校
足利市内を5つのエリアに分けて、各エリアごとに測定対象校を抽出しました。

測定対象校について
エリア測定対象校所在地プール給水日
中央部桜小学校足利市千歳町89平成23年6月3日
東部富田小学校足利市駒場町625平成23年6月3日
西部葉鹿小学校足利市葉鹿町1-14-2平成23年5月26日
南部矢場川小学校足利市里矢場町1998平成23年5月26日
北部北郷小学校足利市田島町1平成23年5月25日

4 測定結果

以下のとおり、全ての測定対象校において放射性物質は検出されませんでした。
よって、通常通りのプール使用は差し支えないことが確認されました。

エリア別測定結果
エリア測定対象校放射性ヨウ素放射性セシウム
131I
(Bq/kg)
放射性セシウムの各値合計
(Bq/kg)
134Cs
(Bq/kg)
137Cs
(Bq/kg)
中央部桜小学校不検出不検出不検出不検出
東部富田小学校不検出不検出不検出不検出
西部葉鹿小学校不検出不検出不検出不検出
南部矢場川小学校不検出不検出不検出不検出
北部北郷小学校不検出不検出不検出不検出

プールの水は基準値がないため以下の指標値を参考にしています。
○厚生労働省の水道水に関する指標値
○食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値:放射性ヨウ素100ベクレル/kg
○原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値:放射性ヨウ素300ベクレル/kg・放射性セシウム200ベクレル/kg

5 語句の説明

ベクレル(Bq)

放射線を出している物質を放射性物質といい、放射線を出す能力を表す単位がベクレル(Bq)です。放射能の強さ(Bq)は、放射性物質の量を表すために用いられます。

放射性ヨウ素(I)

放射能をもつヨウ素で、数種類のものがあります。特にヨウ素‐131(半減期8.06日)は、ウランの核分裂によって生成されます。

放射性セシウム(Cs)

セシウムの放射性同位体の総称です。代表的なものとして「セシウム134」「セシウム137」があります。ほぼ100パーセントが人工放射性同位体です。原子炉内の核反応による副産物としても生成されます。原子力発電の燃料に使うウランなどが核分裂反応を起こして生成される放射性物質です。
セシウム、ヨウ素とも自然界に多くの同位元素が存在し、大半は放射線を出しません。