作成しました―新型コロナウイルス感染症(COVID-19)自宅療養ハンドブック
自宅療養になった時の健康管理のポイントや相談先をまとめています。ダウンロードして使っていただくか、公民館、保健センターで配布していますのでご利用ください。点字版、音声CD(ともに第1版)も配布をしています。
※今後の状況により、内容が変更となる場合があります。最新の情報は、県のホームページ等でご確認ください。
- 【第3版】自宅療養ハンドブック(日本語) [PDFファイル/1.29MB]
- 【第3版】自宅療養ハンドブック(English) [PDFファイル/851KB]
- 【第3版】自宅療養ハンドブック(Chinese) [PDFファイル/925KB]
- 【第3版】自宅療養ハンドブック(Hangul) [PDFファイル/871KB]
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ハンドブックの内容は次のとおりです。
自宅療養中の感染予防
- 自分の部屋からなるべく出ないようにする。
- こまめに換気をする。30分ごとに5センチメートル以上、対角の2か所の窓を開けると効率が良くなる。
- 食器、歯ブラシ、タオルは自分専用にする。食事は自分の部屋で食べる。
- 食器はなるべく使い捨てを使う。食器用洗剤で洗うだけでもよいが、その後漂白剤に10分程度漬けるとよい。
- 部屋から出る時は、必ずマスクと手洗いをする。
- 洗濯物は家族のものと分けて洗う。
- お風呂の順番は一番最後に入り、浴室内をシャワーで洗い流す。
- トイレや風呂場などの共用スペースに入った後は、必ず手洗いや消毒を行う。
- 洗面所やトイレを共有する場合は、ドアノブや手すりの消毒や十分な換気を行う。
- 使用後のマスクやティッシュ、使い捨て容器等のゴミは、ポリ袋に入れて口をしばっておく。
- やむを得ず部屋が分けられない場合や、家族と接触するときは、マスクをして、1メートル以上距離をとる。
- 同居の方も、毎日自分の健康チェックをする。
療養期間のめやす
保健所から連絡があり、「療養期間のめやす」が決まります。この期間は外出できません。家族との接触も最小限にします。療養期間は、症状があるかどうかにより、異なります。
- せきや熱などの症状がある場合
症状が出た日から10日間かつ症状が軽快して、72時間以上 - 症状が無い場合
検体採取日から7日間
※検体採取日を0日目とします。
※あくまでもめやすで、症状があれば延長となります。療養期間解除の連絡は、保健所からあります。
濃厚接触者は、陽性者と最後に接触した日から7日間、外出自粛に協力してください。
※感染された方の療養期間や、濃厚接触者の待機期間は、今後変更となる場合がありますので、最新の情報は県のホームページ等を確認してください。
自宅療養中の健康観察
- 毎日2回(朝・夕方)、体温や酸素飽和度(Sp02)を測定する
安足健康福祉センター(保健所)から、パルスオキシメーター(酸素飽和度を測定する医療機器)の貸し出しを受けられます。 - 薬の内服は、かかりつけの病院に相談する
内服中の薬がある場合、かかりつけ医などにご相談ください。
処方された解熱剤は控えることなく、処方通り飲みます。 - 飲酒、喫煙はしない
症状が悪化するおそれがあります。
緊急性が高い症状
- 表情、外見
- 顔色が明らかに悪い
- 唇が紫色になっている
- いつもと違う、様子がおかしい
- 息苦しさなど
- Sp02が93%以下
- 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
- 急に息苦しくなった
- 胸の痛みがある
- 家の中を歩くだけで息切れがする
- 横になれない、座らないと息が出来ない
- 肩で息をしている、ゼーゼーしている
- 意識障害など
- ぼんやりしている(反応が弱い)
- もうろうとしている(返事がない)
- 脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
症状がある場合はすぐに連絡してください。
- 平日、休日共通
- 昼間:安足健康福祉センター
0284-41-5900(午前8時30分~午後5時15分) - 夜間:夜間コールセンター
0570-052-092(午後5時15分~午前8時30分)
- 昼間:安足健康福祉センター
自宅療養中の食事のポイント
- 下痢のとき
- こまめに水分補給をする
- 飲んでよいもの
水、麦茶、スポーツドリンク、経口補水液 - 飲んではいけないもの
コーヒー、炭酸飲料、アルコール
- 飲んでよいもの
- 消化の良い食品と調理法で食べる
- 消化の良いもの
スープ、みそ汁、果汁(りんご)、おかゆ、うどん、豆腐、白身魚、ゆでる、蒸すなどの料理 - 消化の悪いもの
脂っこいもの、冷たい飲食物、食物繊維の多いもの(海藻、きのこ、こんにゃく)、香辛料、揚げ物料理
- 消化の良いもの
- おなかをあたため、安静にする
- こまめに水分補給をする
- 食欲が出ないとき
- 好きなものから食べてみる
- のどごしの良いものを食べる(ゼリー、アイス、ヨーグルトなど)
- 香りのある食材を使う(柑橘類、ねぎ、しょうが、さんしょうなど)
食欲がなくてもこまめな水分補給が必要です!
- 自宅療養時には脱水に注意です。
- 脱水予防のためにも1日1.2リットルの水分補給が必要です。
- コップ1杯の水分をこまめにとります。(1日に6~8回に分ける)
- 吸収の良いスポーツドリンクがおすすめですが、自宅にない場合は経口補水液を作ることができます。
経口補水液の作り方
- 材料
- 水…1リットル
- 砂糖…40g(大さじ4と1/2杯)
- 塩…3g(小さじ1/2杯)
- 作り方
- 水に砂糖、塩をよく溶かす。
レモン果汁を加えるとカリウムの補給にもなります。
- 水に砂糖、塩をよく溶かす。
- 備考
- 作った後は冷蔵庫に保存し、1~2日以内に使い切りましょう。
- のどが渇いていなくても、意識して水分をとることが大切です。
食料や生活用品はどうする?
ネットスーパーや置き配などの利用がおススメです。自宅療養中で買い物に行けず、親戚や友人にも頼めない方を対象にした物資の支援事業があります。日用品のセットをご自宅にお届けします。(お届けまでは2~3日程度かかります)
- 日用品支援
- 足利市役所商業にぎわい課
電話 0284-20-2156
FAX 0284-20-2155 - トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの基本セットの提供
希望者には、おむつ、粉ミルク、生理用ナプキンなども提供可
- 足利市役所商業にぎわい課
- 食料調達が困難な場合
- 安足健康福祉センター
電話 0284-41-5900
FAX 0284-44-1088
- 安足健康福祉センター
自宅療養中のごみの出し方(足利市の場合)
- ごみに直接触れない
- ごみ袋はしっかり縛って封をする
- ごみを出した後は手を洗う
- ごみが袋の外側に触れた場合は新しい袋で二重にする
自宅療養中は一部のごみの分別方法が変更になります。
- ペットボトル
「燃やせるごみ」として、指定ごみ袋に入れて排出 - 缶
飲み終えて1週間程度経過してから「燃やせないごみ」として排出 - びん
飲み終えて1週間程度経過してから「資源物」として排出
問い合わせは足利市役所クリーン推進課(電話0284-20-2142 FAX0284-20-2140)
こんなことがあったら相談を
- 災害時における避難
避難所をご案内しますので、避難する前に必ず電話等で相談してください。
足利市役所危機管理課(電話0284-20-2179 FAX0284-20-2273) - 心配ごと相談事業
「誰にも会えずに気持ちがつらい」「不安で眠れない」「食欲がなく、何を食べたらよいのか分からない」など足利市の保健師・管理栄養士等が相談に応じます。- 相談時間
平日午前9時~午後5時 - 相談先
足利市役所健康増進課(電話0284-22-4512、22-4513 FAX0284-21-7050)
- 相談時間
- 人権についての相談
差別や誹謗中傷などでお困りの際は、ひとりで悩まずにご相談ください。
相談先 | 電話番号など | 相談時間 |
---|---|---|
みんなの人権110番 | 0570-003-110 | 平日 |
宇都宮地方法務局 | 0284-42-8101 |
内容 | 相談先 | 電話番号 | 時間 |
---|---|---|---|
療養期間や症状等について | 昼間 | 電話 0284-41-5900 | 午前8時30分~午後5時15分 |
夜間 | 電話 0570-052-092 | 午後5時15分~午前8時30分 | |
食事のとり方などについて | 心配ごと相談 | 電話 0284-22-4512、4513 | 平日午前9時~午後5時 |
日用品が不足した時 | 日常生活用品支援事業 ※食料の調達が困難な場合の相談先は安足健康福祉センター(0284-41-5900) | 電話 0284-20-2156 | 平日午前8時30分~午後5時15分 |
ごみの出し方について | 足利市クリーン推進課 | 電話 0284-20-2142 | 平日午前8時30分~午後5時15分 |
災害時の避難先について | 足利市危機管理課 | 電話 0284-20-2179 | 平日午前8時30分~午後5時15分 |
人権のこと | みんなの人権110番 | 電話 0570-003-110 | 平日午前8時30分~午後5時15分 |
人権相談 | 電話 0284-42-8101 | 平日午前8時30分~午後5時15分 | |
ワクチン接種のこと | 足利市新型コロナワクチン接種コールセンター | 電話 0570-027-798 | 毎日午前8時30分~午後5時 |
生活資金のこと | 足利市社会福祉協議会 | 電話 0284-44-0322 | 平日午前9時~午後4時 |
介護のこと | 足利市元気高齢課地域包括ケア推進担当 | 電話 0284-20-2153 | 平日午前8時30分~午後5時15分 |