医療費を大切に使いましょう!(医療費節約のコツ)
国民健康保険の医療費の状況
国民健康保険の加入者が医療機関を受診すると、医療費の一部負担金(本人負担)以外は、国民健康保険が負担しています。
その医療費の推移をみると、年々増加しています。医療費増加の原因は、人口の高齢化や医療技術の進歩のほかに、生活習慣病の増加や重複・頻回受診、安易な受診も大きな要因となっています。
これからも安心して治療に専念できる仕組みを維持するために、国保財政の安定的な運営が求められています。
足利市の国保加入者一人当たりの一年間にかかる医療費の推移
上のグラフからも一人当たりのかかる医療費は年々増えています。
国保財政の中で国民健康保険税は収入の約4分の1を占めています。国保税の未納や医療費が増え続け、収入が不足するようなことになると国保税を値上げしなければなりません。
| 医療費の増加 | ![]() |
| ↓ | |
| 国保の負担増 | |
| ↓ | |
| 収入源の国保税の値上げ | |
| ↓ | |
| 国保加入者の負担増 |
どんな病気で多くの医療費がかかっているのでしょう
平成22年5月診療分で件数が多い疾病
1位 高血圧性疾患
2位 歯肉炎及び歯周疾患
3位 糖尿病
4位 その他の内分泌、栄養及び代謝疾患(脂質異常症など)
5位 関節症
なかでも高血圧性疾患と脂質異常症、関節症は年々増加傾向にあります。
生活習慣病が占める費用額の割合

生活習慣病といわれる高血圧や心臓病、腎臓病、腎不全、脳卒中、糖尿病、歯肉炎及び歯周疾患などで医療費の4割以上を占めています。
医療費節約のために
医療費を節約するために生活習慣病やお医者さんのかかり方に日頃から気をつけ、医療費を大切に使いましょう。
生活習慣病を予防しよう
生活習慣病とは「高血圧」「糖尿病」「動脈硬化による心臓病や脳卒中」「がん」などです。
これらの病気は、食生活、運動、休養、喫煙、アルコールなど、日ごろのライフスタイルと密接な関わりがあるので生活習慣を見直してみましょう。
運動は適度な運動を継続することで消費エネルギーを増加させ、体力の向上を図ることができ、生活習慣病の予防に効果があるとされています。
とくにウォーキングなどは特別な場所や道具がなくても、誰もができる手軽な運動で気分転換やストレス解消の効果もあります。日常生活のなかで掃除や階段利用など体を動かす習慣を身につけましょう!
食事は必要な栄養をバランスよくとり、食べ過ぎに注意しましょう。食塩は1日に8g未満、
野菜は1日350gを目標に食べ、適正体重を維持しましょう。
たばこは、健康にさまざまな悪影響をおよぼします。がんにかかりやすくするだけでなく、動脈硬化を進行させ、脳卒中や虚血性心疾患のリスクも高めます。
また、喫煙は受動喫煙によるまわりの人の健康にも影響します。今すぐ禁煙しましょう。
医療機関の「禁煙外来」は、一定の条件を満たしていれば、医療保険が適用になります。
ニコチン依存が強い場合は禁煙補助剤の利用も効果的です。
健康診断等で病気の早期発見・早期治療に努めよう
日頃から、自分の健康状態を把握しておくようにしましょう。 定期的に健康診断を受け、病気の早期発見、早期治療を心がけましょう。
足利市国民健康保険では、保健事業として国保30代健診、人間ドック・脳ドックの補助、特定健康診査・特定保健指導を行っていますので、ぜひ、ご利用ください。
休養をとり疲労を解消しましょう
睡眠を十分とり、毎日の生活の疲れはそのつど解消しましょう。
趣味などで気分転換するなど自分なりのリフレッシュ方法を見つけ心身ともに休養をとることが健康維持につながります。
足利市国民健康保険では、保健事業として四万温泉、足利渡良瀬ゴルフ場の利用料の一部を補助していますので、ぜひご利用ください。
かかりつけ医(ホームドクター)をもとう
今までの病歴を把握した上で診察してもらえ、必要な場合は専門医や病院を紹介してもらえます。むだな検査や時間をかけないで済みます。
大きな病院では初診の患者は紹介状が必要で、紹介状なしで受診する場合は別料金が追加される場合もあります。

診療時間内に受診しましょう
急病でもないのに安易に休日や夜間に受診するのはやめましょう。本来の診療費の他に別料金も追加されますし、急病の方の治療に支障をきたす恐れがあります。
休日や夜間に診療が必要かどうかわからないときは救急電話相談をご利用ください。
*連絡先
救急情報テレホンサービス 0284-72-0099(24時間対応)
とちぎ子ども救急電話相談 028-600-0099(午後7時~午後11時)
(携帯電話やプッシュ回線は♯8000)
重複受診(はしご受診)をやめよう
同じような検査を繰り返しおこなうことから、医療費や時間の無駄になります。
また、何度も検査や処置・投薬などを行うので体にも負担がかかります。
薬は正しく使いましょう
適切な用量・用法を守ってこその薬です。自分の判断で量を加減したり中止したりすると薬が効かなくなったり、体に悪影響を与えますので正しく使いましょう。
また、薬は飲み合わせが悪かったりすると、副作用を生じることがあります。複数の医療機関から薬を処方してもらうときには、他の医療機関で薬の処方を受けていることを医師に伝えておきましょう。

ジェネリック医薬品を活用しよう
ジェネリック医薬品とは、先発薬(新薬)の特許期間が過ぎて製造される後発品のことです。 同じ成分・同じ効果ですが開発費などがかからないため、低価格になっています。
ジェネリック医薬品を希望する時は、まず医師に相談してみましょう。すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではなく、治療内容によっては適さない場合もあります。
もし、自分から言い出しにくい場合には「ジェネリック医薬品希望カード」を使って意思を伝える方法もあります。希望カードは保険年金課(本庁舎1階・窓口14番)や公民館で配布しています。

