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史跡樺崎寺跡保存整備第1期工事が完了

印刷用ページを表示する掲載日:2017年11月16日更新

 足利市では平成13年の国史跡指定以降、保存整備のための発掘調査や史跡の公有化等を進めており、平成17年度からは保存整備第1期工事として八幡山(はちまんやま)山麓部分の整備工事に着手しました。

 第1期工事では足利氏御廟跡(あしかがしごびょうあと)、供養塔覆屋跡(くようとうおおいやあと)、多宝塔跡(たほうとうあと)の基壇遺構等の整備を行い、平成20年3月をもちまして工事が完了しました。

整備前の足利氏御廟跡(建物1)の写真  整備後の足利氏御廟跡(建物1)の写真

整備前の供養塔覆屋跡(建物2)の写真  整備後の供養塔覆屋跡(建物2)の写真

整備前の多宝塔跡(建物3)の写真  整備後の多宝塔跡(建物3)の写真

保存整備って?

 足利市では国史跡指定を受け、保存整備のための発掘調査や史跡の公有化等を進めています。土の中から発見されたお堂跡や浄土庭園はそのままにしておくと崩れて壊れてしまうため、土で埋め戻して保護する必要があります。ただ、埋めるだけではせっかく発掘調査して明らかになったものがわからなくなってしまいます。そこで、埋め戻した後もどんな建物跡が出土して、樺崎寺がどんな姿だったのかがわかるように表示し、説明板等でわかりやすく解説するものです。保存整備は発掘調査によるデータに基づいて実施されます。また、樺崎寺跡保存整備指導委員会、文化庁や専門家の指導のもと進められます。

どんな姿になるの?

 樺崎寺は鎌倉時代初頭から足利氏の保護によって、中世を通じて繁栄していました。そのため、寺の姿が時期によって変遷しています。保存整備では鎌倉公方によって園池やお堂が新たに整えられた15世紀前半(室町時代)の時期の姿の復元を目指します。この時期は園池やお堂の残りもよいため、そうした遺構を保護するためにもこの時期で整備します。史跡樺崎寺跡の保存整備事業は第1期として山麓建物群の整備工事を完了し、現在は保存整備事業第2期として、浄土庭園や周辺整備を進めています。

樺崎寺跡保存整備 鳥瞰図