慢性腎臓病をご存知ですか
慢性腎臓病(CKD)とは?
たんぱく尿や腎臓機能の低下など、腎臓の異常が続いている状態をいいます。
日本での患者数は成人の8人に1人と推計されており、誰もがかかる可能性のある病気です。
国や栃木県でも健診等で早期に発見し、相談や治療を早期から受けることを勧めています。
慢性腎臓病(CKD)は生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)との関連が深く、放置すると脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患発症率が高くなることが分かっています。
また、進行すると人工透析などが必要になることがあります。生活習慣と密接に関係しているため、重症化を防ぐには生活習慣の改善が重要です。
あなたの健診結果はいかがでしたか?
特定健康診査や健康診査で腎機能の状態をチェックしましょう。
尿蛋白の値や血液検査のクレアチニン値など腎機能のチェック項目を確認しましょう。
尿蛋白1+以上、eGFR60未満の方は、医療機関を受診しましょう。
すでに医療機関を受診している場合は、主治医に相談しましょう。
☆健診の内容については加入先の保険組合にお問合せください。
腎臓を守るための生活習慣
※治療中の病気がある方は、食事や運動の実施について主治医にご相談ください。
1.塩分摂取量を減らす
減塩のポイントはこちらの濃い味禁止♡足利減塩プロジェクトへ。
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/koiaji.html
2.主食・主菜・副菜が揃った食事をとる
主食(ごはん、パン、麺類)、主菜(肉、魚、卵、大豆類)、副菜(野菜料理)が揃った食事を心がけましょう。
1日3食主食・主菜・副菜を揃えることが望ましいですが、なるべくバランスの良い食事をとることを心がけしましょう。
3.適度な運動を行う
無理のない範囲でウォーキングなどで体を動かしましょう。
4.お酒を控える
過度の飲酒は肥満に繋がります。
お酒と一緒に食べるおつまみにも注意が必要です。
5.禁煙をする
喫煙は、CKDだけでなくさまざま病気のリスクを高めます。
*足利市特定健康診査を受診し、特定保健指導の案内が届いた方は、特定保健指導を受けましょう。 https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/hokenshidou.html
*生活習慣について管理栄養士と個別相談を希望の方は健康づくりの相談会をご利用ください。https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/kenkousoudan2020.html
慢性腎臓病に関する栃木県のホームページはこちら
https://www.pref.tochigi.lg.jp/e04/ckd.html