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絹本著色  青松白帆図・山市雪霽図(田崎草雲筆)(けんぽんちゃくしょく  せいしょうはくはんず、さんしせっせいず  たざきそううんひつ)

せいしょうはくはんずのしゃしん青松白帆図
さんしせっせいずのしゃしん山市雪霽図
 
各寸法      縦  129.0cm
                  横    55.5cm
明治26年(1893)
 

この双幅は足利本町の有力者であった原田金三郎の依頼によって揮毫(きこう)されたもので、依頼者が破格の潤筆料を差上げた逸話のある作品です。

「青松白帆図(せいしょうはくはんず)」は緑豊かな渓谷の中を白い帆を立てた舟が走る図で、色の濃淡を変えて遠くにある松や岩をかすんだように薄く描くことによって、画面に奥行きを与えています。

帆船は風を受け、奥へと向かっており、この絵で草雲(そううん)は遠近法を意識しています。

雪景の「山市雪霽図(さんしせっせいず)」は雪後の晴れ晴れした気分を心ゆくまで満喫させるに十分で、最高傑作といってもほめすぎではありません。

草雲晩年の充実した頃描かれた傑作の一つです。

 

※通常非公開となっております

 


掲載日 令和5年2月1日
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